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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
「…もしもだけど。もし、泉夏と行けるのなら」
「うん?」
「映画に…行きたいかな」
「映画?」
「そう。俺と行ってくれる?」
そこでようやく、泉夏は気付く。
彼が、本当は何を言いたいのかを。
「俺とも一緒に行ってくれる?」
真っ直ぐに射抜かれたが、だがしかしすぐにその目は逸らされた。
怜悧な横顔からは、残念ながら感情は読み取れない。
なんだか今日は、こんな事を繰り返してばかりいる-すぐには、言葉を発せられない。
「…怒ってる?」
少し前にも、おんなじ事を訊いた-泉夏は緊張の面持ちで、綺麗な横顔に問い掛ける。
「怒ってない」
さっきと同じ。
彼は笑って、否定する。
「…行って欲しくなかった?」
質問を変えてみる。
今度は一瞬の間があった。
時間にしてみれば、ほんの刹那。
けれど確かに沈黙が存在した。
彼は何も言わない。
本当はもっと言いたい事も、訊きたい事もあるはずなのに。
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