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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
繋いでいた手を、握り直された。
「…思ってた」
抑揚なく呟かれ。
泉夏は急いで、隣りの彼を見る。
「行って欲しくない。…そう思っていた」
絶句する泉夏に微笑み、秀王は続けた。
「泉夏は俺だけの泉夏だから。だから、他の誰とだって行って欲しくない。そう思う気持ちは確かにある」
そこまで言い、再び目線を前方に戻された。
いつもあまり感情豊かとは言い難い彼の横顔。
それが今は怒っているようにも見えるのは、後ろめたさから?
言いたい事があるのなら、言って欲しい。
過去に何があったとか、されたとか、関係ない。
今が幸せだから、そんな事はもういいの。
負い目なんて全く感じる必要ないから、だから本心を教えて-切実に願っていたのに。
でも。

『行って欲しくない』

面と向かって言われると、返す言葉が見付からない。
こんな風に。
まさかここまではっきりとだなんて、思ってもみなかった。
彼が自分のする事に、反対などするわけがない。
自分の中に、傲慢さがあったのではないか。
何をしても怒らない。
何も言ってもだめと言わない。
そう思っていなかった?
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