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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
「…ごめんなさい」
「なんのごめんなさい?怒ってないのに?」
項垂れた泉夏に秀王は苦笑した。
「そんな顔をさせる為に喋ったんじゃない。…やっぱり、言わなきゃ良かったな」
「…私は、先生が正直に自分の気持ちを伝えてくれて、良かったと思ってる。遠慮や、引け目や負い目を抜きにして、本当の先生の気持ちが知りたかった」
-だから。
そこで一旦、泉夏は区切る。
「行って欲しくないって思っていたのに。『行って来ていいよ』って、どうして無理に返事をくれたの。思っていたのなら-」
-それなら。
続けようとして、思い止《とど》まる。
あの日、返事をもらったのは、もう出掛けてから時間が経った後で。
もし返信が『行って欲しくない』だったとしたら、途中でも中止にして帰ってた?-そんな事も出来なかった。
していたとしたら、今度はもうひとりの彼も傷付けてた。
そう考えると、やっぱり『行って来ていいよ』の返事で良かった?
助けられた?
彼のお蔭で助かった?
彼が、自分の気持ちを抑えてくれていただけなのに-。
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