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桜の季節が巡っても~追憶~
第46章 三年目のデート2(再編済)
「でも、だから細いのかな。少しでも強く抱いてしまった後は、折れてしまっていないか、いつも心配になってしまう」
言われ。
泉夏は恥ずかしさに赤くなってしまう。
自分は至って平均的な女子の体型だ。
『折れてしまっていないか』なんて、大袈裟過ぎる。
「別に変な意味で言ったんじゃない」
苦笑いされ、頬に差す紅《べに》はどんどん色濃くなってゆく。
「…し、知ってるしっ」
熱を帯びる一方の泉夏の頬を撫で、秀王はその両眼を細めた。
「明日は一日中…夜も一緒にいれるって、本気で期待しててもいい?」
「…うん」
「泉夏といられる最後の日だから、凄く嬉しいよ」
言葉通り-それ以上の笑みを向けられて、泉夏の胸は瞬時に打ち抜かれる。
この笑顔に弱いんだ-幸せを噛み締めながら、泉夏は左隣りに座る彼の肩に頭を預けた。
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