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桜の季節が巡っても~追憶~
第7章 濃蜜な再会3
-彼氏?
そう言えば、私って、彼のなんなんだろう。
彼は、私を、どういう位置付けにしているのだろう。
勝手に、彼女だと思っていたけれど-いいんだよね?
私は、彼を、恋人だと-彼氏だと思っているけど、いいんだよね?
思えば、好きだから付き合ってとか、付き合って欲しいとか、そういうのは一切なかったような気がする。
今更、一抹の不安が心を過(よ)ぎる。
私達って-付き合ってるんだよね?
「泉夏は、何をしても可愛いよ」
考え込んでしまった泉夏に、声が届いた。
「だから、無理してないで、辛いなら、もう外してきたら?」
-コンタクトを。
言って、秀王はかけていた眼鏡を外そうとした。
「えっ、だめっ!」
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