この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第48章 日曜日の朝2(再編済)
「龍は泣いてる私に困って、どうにか泣きやませそうとしてくれただけじゃん。他の気持ちなんか一切なかった。龍の事誤解されたくないから、私、先生にちゃんと話したもん。先生は分かってくれた。怒らないでいてくれた。こんな事で嬉しいなんて思っちゃだめなのは承知で言うけど…でもそれでも、妬いてはしまうから『一緒に映画に行きたい』って言ってくれたと思うし」
大事にしてくれてる。
大切にしてもらってる。
『愛されている』のは絶対だって思うのに、彼を前にするとどうしてこうも胸がざわめき始めるのか。
どうにか落ち着こうと、泉夏は深呼吸を繰り返す。
何かの前兆を即座に感じ取ったからか-実に珍しく、龍貴は謝罪を口にしてきた。
「…らしくない事言った。悪かったよ」
当たり前ように伸びる、龍貴の右手。
頭を撫でられる直前。
泉夏は弾かれたように、慌てて数歩、後ずさった。
宙を掴む、彼の手。
心底驚いたような、目。
もう彼とは随分、長い付き合いだけど。
こんな顔をした彼は初めて見た。
しまった-思った時は、時すでに遅し。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ