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桜の季節が巡っても~追憶~
第7章 濃蜜な再会3
「あの春の日の出来事は現実にあった事なのか、ずっと半信半疑だった。また向こうに行かなきゃならない直前の、ほんの僅かの時間を共にしただけで。必死に抱き締めてきたつもりだったけれど、それから今日まで二カ月以上もまた離れ離れで。その間(かん)、時間が経てば経つ程、あの日の事はやっぱり夢か何かだったのではないかと、思うようになってた。…だって。なんで。どうして。こんな自分に、こんなにも可愛い彼女が?」
彼は笑う。
「二カ月の間に電話もメールも何回もしたけれど。でも、やっぱり、逢いたかった。もの凄く、逢いたかった。泉夏に逢って、あの春の日の出来事は嘘じゃないかったって、確かめたかった。泉夏の口から聞きたかった」
「…」
「正直に白状すると、昨日どころか、一週間ぐらい前から段々緊張してきて、あんまり寝れてなかった。泉夏に逢える嬉しさに。…泉夏が春と同じように、俺の事をまだ好きでいてくれるのかが不安で。泉夏はなんて言ってくれるんだろうって。聞きたいような聞きたくないような、複雑な気持ちで、堪らなかった。だから、もの凄く逢いたかったけれど、それと同時に、もの凄く逢うのが怖かった。情けないけれど」
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