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桜の季節が巡っても~追憶~
第48章 日曜日の朝2(再編済)
あいつ、ちゃんと嫌だって言えるんじゃん-『先生』から元学友に向ける口調に早変わりさせ、龍貴は呟いた。
その小声が聞き取れなかった泉夏は、首を傾げる。
「次の次は?」
「えっ…つぎの、次?」
「次の次は、誘ってもいいの?俺とデートしてくれんの?」
「えっ」
泉夏は言葉を失う。
『その次は行ってもいい』-言ってた気はする。
『でもいつだって自分と一緒に行きたいって思ってくれたら嬉しい』-そうも言っていた。
はっきりと返答出来ないままでいる泉夏に、龍貴は苦笑いする。
「ってか。前からの俺との約束だったろ」
「約束…?」
していただろうか-泉夏は記憶を辿る。
だか、どうしても思い出せない。
でもそれが真実だとしたら、約束は守らないといけない。
だけど-。
なおも悩んでいる様子の泉夏を手助けするように、龍貴は続ける。
「俺とお前と…麻衣ちゃんと、あとは、伊東君とその仲間達?」
「あ…」
泉夏はようやく思い出した。
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