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桜の季節が巡っても~追憶~
第48章 日曜日の朝2(再編済)
「お前、忘れてただろ」
責めるような龍貴のそれに、泉夏は急いで首を振る。
「忘れてないよ。ただ、龍がいつも忙しそうだから」
「大好きな酒が飲めるなら、どんなに忙しかろうが俺は這ってでも行く」
龍貴の本気なんだか、冗談なんだか分からないそれに、泉夏はようやく笑みが零れる。
「俺とふたりじゃないなら、先生も文句はないんじゃない?」
-でも一応、許可はとっとけよ。
釘を刺す龍貴に、泉夏は頷いた。
ふたりでは『もう行けない』と言い切れない自分。
ふたりじゃない状況を作って『行きやすく』してくれた。
でもそれもちゃんと許しをもらってからだと、念を押してくる。
なんだかんだ言っても彼はいつでも優しい、とても。
だから、好き。
誰がなんと言おうとも、大好きだった。
「送って行くか?」
仕事の時間が差し迫っていた龍貴は踵を返しかけ、泉夏に問う。
「電車で行くから大丈夫。駅、すぐそこだし」
-ありがと。
気持ちだけ、泉夏はありがたくいただいておく。
責めるような龍貴のそれに、泉夏は急いで首を振る。
「忘れてないよ。ただ、龍がいつも忙しそうだから」
「大好きな酒が飲めるなら、どんなに忙しかろうが俺は這ってでも行く」
龍貴の本気なんだか、冗談なんだか分からないそれに、泉夏はようやく笑みが零れる。
「俺とふたりじゃないなら、先生も文句はないんじゃない?」
-でも一応、許可はとっとけよ。
釘を刺す龍貴に、泉夏は頷いた。
ふたりでは『もう行けない』と言い切れない自分。
ふたりじゃない状況を作って『行きやすく』してくれた。
でもそれもちゃんと許しをもらってからだと、念を押してくる。
なんだかんだ言っても彼はいつでも優しい、とても。
だから、好き。
誰がなんと言おうとも、大好きだった。
「送って行くか?」
仕事の時間が差し迫っていた龍貴は踵を返しかけ、泉夏に問う。
「電車で行くから大丈夫。駅、すぐそこだし」
-ありがと。
気持ちだけ、泉夏はありがたくいただいておく。

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