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桜の季節が巡っても~追憶~
第49章 三年目のデート3(再編済)
「そんなに急いで来なくても平気だよ」
「…だって。五分も遅刻しちゃった」
済まなさから、泉夏は小声になってしまう。
「全く問題ない」
視線は本に落としたまま。
秀王の双眸が僅かに狭まった。
その口元からは、白い歯が覗いてる。
どうやら怒ってはいないようだ-ほっとしつつも、やはりひとこと謝らずにはいられない。
「ごめんね、先生」
「全然怒ってない。…でも、どうしても謝りたいと言うのなら」
本に栞を挟みながら、秀王は続ける。
「駆け込んで店内に入って来た割に、暫く入り口から動けなかったみたいだけど?来た早々穴が開くほど観察されれば、恥ずかしくてなかなか顔を上げれない」
だからもしも謝るなら、それを謝って欲しい-彼の肩は、微かに震えてる。
何もかもお見通し-泉夏の頬が真っ赤に染まる。
「…だって。眼鏡を掛けた先生、ほんとかっこいいから。萌えるんだもん。見惚れちゃう」
今更隠したところでどうしようもないので、泉夏は正直に吐露する。
「…だって。五分も遅刻しちゃった」
済まなさから、泉夏は小声になってしまう。
「全く問題ない」
視線は本に落としたまま。
秀王の双眸が僅かに狭まった。
その口元からは、白い歯が覗いてる。
どうやら怒ってはいないようだ-ほっとしつつも、やはりひとこと謝らずにはいられない。
「ごめんね、先生」
「全然怒ってない。…でも、どうしても謝りたいと言うのなら」
本に栞を挟みながら、秀王は続ける。
「駆け込んで店内に入って来た割に、暫く入り口から動けなかったみたいだけど?来た早々穴が開くほど観察されれば、恥ずかしくてなかなか顔を上げれない」
だからもしも謝るなら、それを謝って欲しい-彼の肩は、微かに震えてる。
何もかもお見通し-泉夏の頬が真っ赤に染まる。
「…だって。眼鏡を掛けた先生、ほんとかっこいいから。萌えるんだもん。見惚れちゃう」
今更隠したところでどうしようもないので、泉夏は正直に吐露する。

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