この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第49章 三年目のデート3(再編済)
その告白を受け、秀王は静かに本を閉じた。
彼女に向けられた眼鏡の奥の両眼は-笑ってる。
「なに、萌えるって?」
「…きゅんとするって意味かな?」
恥ずかしそうに呟けば、大きく喉を鳴らされる。
「なら、もう少しこのままでいようかな」
「本当?」
泉夏の瞳が輝く。
「うん。昨夜からやけに持ち上げてくれるから、ちょっと調子に乗ってきてるのかもしれない。もう十分褒めてもらってるのに、もっと褒めて欲しいって欲が出てきてしまった」
「ちょっとじゃなくて、もっといっぱい調子に乗ってもいいよ。だって本当だもん」
大真面目に泉夏が告げれば、秀王は吹き出した。
ふたりでひとしきり笑った後。
前もって伝えておこうと思っていた事を、泉夏は口にする。
「先生、あのね?」
「うん?」
「あのね…あの、今ここに来る前に、龍に会ったの。…その、コンビニで偶然」
『偶然』だなんて、如何にも言い訳がましく聞こえるだろうか-いらない付け足しだったかなと、不安になってくる。
後悔が襲うが仕方がない。
そもそも言い訳も何も、揺るぎない事実であるのだが。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ