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桜の季節が巡っても~追憶~
第50章 三年目のデート4(再編済)
「楽しくて、嬉しくて、幸せなのは私の方。なんでこんなに泣きそうになるくらい、私を喜ばせる事が出来るの」
-教えてよ、先生。
泉夏は目尻を拭う。
「…先生が悪者みたいになっちゃうね」
今日は日曜日で、水族館の中はそれなりに混雑している。
同じ水槽を覗いていた家族連れに気遣うように見られ-目元にやっていた手を、慌てて引っ込める。
秀王は苦笑し、泉夏の手を引いた。
ゆっくりと歩を進めながら、秀王は話し掛ける。
「そういう事で泉夏が思い悩む事なんて、今までだって、これからだってないって断言出来るよ」
『そういう事』-勝手に妬いて、ひとり怒ってた自分がほんとに恥ずかしい。
泉夏は赤くなるしかない。
「…なんて。そんな心配なんか全くない彼氏は、逆に泉夏は心配かな。あまりにも魅力がなさ過ぎって事だから」
申し訳なさそうな彼に、泉夏は笑った。
「その方がいい。誰にも先生の魅力には気付いて欲しくない。先生はずっと私だけの先生でいて欲しいから」
気付いてないのは、単に彼自身だと思うのだけど。
もう少しこういう事に敏感なら、そんな台詞絶対言えないはずなのに。
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