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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
ソコから響く音はやはり水っぽくて、アリシアの唾液の音と混ざり合ってはベオの鼓膜を揺らした。
「ねえ、キス……」
 アーニャの唇が反駁の言葉を呑むようにベオの唇をふさぐ。
 絶頂が近いのだろうか、彼女の呼吸は荒く、熱かった。
「ふ……ぐ……」
 ひどくつたなく、小さな舌がベオの口腔を蹂躙する。技術など何もない、ただ欲望のままにベオの唾液を吸い上げ、こね回してはびくびくと体を震わせる。
「んふぅ……」
ひときわ大きな吐息を吹き込んだと同時に彼女は大きく震え、自分の絶頂を知らしめるかのように彼の唇から離れた。
「ああっ! ああん! イク! イクぅ~!」
ビクンと背骨を跳ね上げて、アーニャは一瞬、静止した。ベオからは彼女の白い喉もとが呼吸を忘れたかのように痙攣する様子しか見えなかったが、それは十分に扇情的であった。
「あ、だめだ、俺もっ……」
ベオが震えながら精を放つと、ジュビジュビとひときわ激しく吸い上げる水音に続いて、アリシアの喉がゴビリと鳴った。
「ああ、だめだ、アリシア……だめだ……」
彼の懇願など聞き入れられるはずがない。美しいエルフは長い吐精の全てを飲み干し、最後の一滴も唇できゅうっと絞って舐めとってしまった。
「ふふふ、ごちそうさまですわ」
ゆっくりと身を起こしたアリシアは、ベオの顔を見下ろすようにして顎を上げ、冷たい目つきを浴びせる。
「愚鈍なオークごときの臭いオチンポ汁を、高貴な種族である私が飲まされるなど、この上ない恥辱ですわ」
「だから、口を離せって言ったよね……」
「ああん、こういうところでは『ぐひぐひぐひ、どうだ、豚のごとく蔑んでいる種族に汚されるというのは』くらい言ってくださいませ」
「豚……俺のことをそういう風にみてたんだ……」
「いやん、そうじゃありませんわ。まあ、こういうプレイはあなたにはまだ早かったですわね」
 このときには、絶頂の疲れに崩れたアーニャがベオの腕の中にぐったりと身を沈めていたのだが、アリシアもこの隣にするりと身を添わせてベオの胸に甘えるようにもたれかかる。
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