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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
「アーニャちゃんはそっちから、こうやっておっぱいでおチンポ様を挟んであげてくださいね」
「おっぱい……」
「だいじょうぶ、一人ではさめっていうんじゃなくて、こう……」
 ベオの男性器は、やはりオークにふさわしい大きさで、二人の女性が右と左から胸を押し付けてはさむにはちょうどいい。
「む……これは……」
 右は固くて未熟な青果のごとき感触で、左はたっぷりと柔らかい熟れきった果実につつまれて。しかも抱き合うように身を寄せ合った二人の女性が身をくねらせてパイズリしてくれるのだ、気持ちよくないわけがない。
 アリシアが挑発的に笑う。
「ふふふふ、先っちょからおつゆがこぼれてますわよ。そんなにきもちいい?」
 アーニャが切なく眉を寄せてせがむ。
「ん……なんか、キス……したい」
 二人の動きは激しくなってゆくばかりだ。竿は二つの胸のあいだで不規則に揺すられ、こすりあげられてゆく。
「ふぐっ、これ、ヤバい!」
 ベオは高まってゆく射精欲に喘ぎながら、目の前の女性たちの名前を呼んだ。
「アーニャ、アリシア……」
二人を汚すように、高く、たっぷりと精を放つ。
「きゃ!」
 不慣れなアーニャは顔に白濁液をたっぷりと浴びて、驚きの声を上げた。
「ふふふふふ、二発目なのに、こんなに出すなんて……いけないおチンポさまね」
 アリシアは嫣然として自分の鼻先にかかった白濁液をぺろりと舐めた。
「今日はこのくらいで勘弁してあげるわ。その代わり、腕まくらしてね」
 二人の女性がそれぞれに腕に縋りつき、鼻先を胸元に擦り付けてくる。
「いいのかな、こんなこと……」
 少し戸惑うベオに、アーニャはぐいっと強く鼻先を擦り付けて言った。
「いいじゃないか、私は……ずっとこうしたかったんだから、いま、うれしい」
「そうか……」
 腕を少しすぼめて、こころもち二人を引き寄せたベオは、ひどくやすらかな表情をしていた。
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