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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
「またおねだりですか? 今度はなぁに?」
「いや、この前の釣りで毛針を魚に取られてしまってね、あいつを吊り上げるのに、もっと大きな仕掛けが欲しいんだよ」
「それでお小遣いが欲しいんですね」
「さすが、よくわかってる! 愛してるよ、母さん!」
「都合のいい愛だこと」
二人ともニコニコと笑っている。子供の目からみても幸せに満たされた光景だ。
だから、愛の本質とは言葉やものではなくて、そういった幸せそのものなのだとベオは理解した。そして欲した。
「肉欲じゃない、ただそばにいて笑ってくれる女性、それだけで良いのに……」
劣俗で性欲の強いオークであっては、そんなささやかな願いすら許されないのかもしれない。なぜなら、彼の股間は覚えたばかりの快楽を求めてすでに立ちあがっている。
ずくん、ずくんと血流が一点に集まってゆくような気がする。ベッドに香りを残していった女性を今すぐに呼び戻して、先ほどのように肌触れ合う行為でこの熱をおさめて欲しいと願ってしまう。
「アリシア……アーニャ……」
わずかな雌臭を求めてシーツに豚鼻を押し付けた彼は、そのまま自分を慰めるべく、猛々しい雄竿を両手で握りこんだのであった。
「いや、この前の釣りで毛針を魚に取られてしまってね、あいつを吊り上げるのに、もっと大きな仕掛けが欲しいんだよ」
「それでお小遣いが欲しいんですね」
「さすが、よくわかってる! 愛してるよ、母さん!」
「都合のいい愛だこと」
二人ともニコニコと笑っている。子供の目からみても幸せに満たされた光景だ。
だから、愛の本質とは言葉やものではなくて、そういった幸せそのものなのだとベオは理解した。そして欲した。
「肉欲じゃない、ただそばにいて笑ってくれる女性、それだけで良いのに……」
劣俗で性欲の強いオークであっては、そんなささやかな願いすら許されないのかもしれない。なぜなら、彼の股間は覚えたばかりの快楽を求めてすでに立ちあがっている。
ずくん、ずくんと血流が一点に集まってゆくような気がする。ベッドに香りを残していった女性を今すぐに呼び戻して、先ほどのように肌触れ合う行為でこの熱をおさめて欲しいと願ってしまう。
「アリシア……アーニャ……」
わずかな雌臭を求めてシーツに豚鼻を押し付けた彼は、そのまま自分を慰めるべく、猛々しい雄竿を両手で握りこんだのであった。