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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
アリシアはこぶしを固めて、肩を震わせた。美しい眉の端をきりりとあげて、いかにも真剣な表情であった。
「私は、あなたがそばに来るだけでドキドキして、下着からこぼれるほど濡れてしまうんです。その太くてたくましいおちんちんで刺し貫かれて、私が『お願い、もうやめてぇ!』って懇願しているのに、あなたは全ての理性を脱ぎ捨ててただ本能のままに、私の膣内に大量の精を注ぎ込んでくれる……そんな妄想が止まらなくって……」
話しながらも、すでに腹の奥がきゅんと疼くのだろう。彼女はもじもじと太ももを擦り合わせ、自分のスカートの裾にそっと手を置いた。
「ねえ、お願いだから、私がどれくらい濡れているか、確かめてください……」
「……まるきり体目当てだな」
「ああっ、違う、本当に愛なんですってば!」
「どちらにしろ、俺は結婚するまではそういう野蛮な行為はしないと誓ったんだ」
「え、え? もしかしてベオさんって、童貞?」
「なんだよ、そのうれしそうな顔は」
「はあ、はあ……好きな人の筆下ろしをさせてもらえるなんて、最高ですわ!」
「させないから。俺はね、一生に一人、人生の最後までをともに歩む妻となる女性以外には体を許すつもりはないんだ」
「いいですわ、私がちゃんとあなたの老後の面倒をみて差し上げます。だから……」
「いや、マジで君にはそういう気持ちにはなれないんだよ。なんていうの……そうやって体でせまるの、下品でキモチワルイ」
ベオはアリシアの体を押しのけ、書架の間から逃げ出した。
「あ、まって……」
「本当にごめん、ほかをあたってくれ」
小走りに立ち去る彼の背中を見送りながら、アリシアはニンマリと笑っていた。
「ふふふ、キモチワルイなんて言ってられるのはいまのうちだけですわ、だって、所詮はオーク……それを思い知らせてあげますわ」
もちろん理知がウリのエルフである彼女には策がある。
「ふふ、そうと決まったら、準備しなくちゃね」
彼の体をおいしくいただきますする作戦のために、アリシアもまた、書架の間を抜けて歩き出したのであった。
「私は、あなたがそばに来るだけでドキドキして、下着からこぼれるほど濡れてしまうんです。その太くてたくましいおちんちんで刺し貫かれて、私が『お願い、もうやめてぇ!』って懇願しているのに、あなたは全ての理性を脱ぎ捨ててただ本能のままに、私の膣内に大量の精を注ぎ込んでくれる……そんな妄想が止まらなくって……」
話しながらも、すでに腹の奥がきゅんと疼くのだろう。彼女はもじもじと太ももを擦り合わせ、自分のスカートの裾にそっと手を置いた。
「ねえ、お願いだから、私がどれくらい濡れているか、確かめてください……」
「……まるきり体目当てだな」
「ああっ、違う、本当に愛なんですってば!」
「どちらにしろ、俺は結婚するまではそういう野蛮な行為はしないと誓ったんだ」
「え、え? もしかしてベオさんって、童貞?」
「なんだよ、そのうれしそうな顔は」
「はあ、はあ……好きな人の筆下ろしをさせてもらえるなんて、最高ですわ!」
「させないから。俺はね、一生に一人、人生の最後までをともに歩む妻となる女性以外には体を許すつもりはないんだ」
「いいですわ、私がちゃんとあなたの老後の面倒をみて差し上げます。だから……」
「いや、マジで君にはそういう気持ちにはなれないんだよ。なんていうの……そうやって体でせまるの、下品でキモチワルイ」
ベオはアリシアの体を押しのけ、書架の間から逃げ出した。
「あ、まって……」
「本当にごめん、ほかをあたってくれ」
小走りに立ち去る彼の背中を見送りながら、アリシアはニンマリと笑っていた。
「ふふふ、キモチワルイなんて言ってられるのはいまのうちだけですわ、だって、所詮はオーク……それを思い知らせてあげますわ」
もちろん理知がウリのエルフである彼女には策がある。
「ふふ、そうと決まったら、準備しなくちゃね」
彼の体をおいしくいただきますする作戦のために、アリシアもまた、書架の間を抜けて歩き出したのであった。