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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
夕輝くんママと駄弁ったあと、
いつも時人が伺ってばかりなのでお礼を言った。あたしは自宅マンションへと帰った。
昼過ぎ。
午後1時47分。
爆破予告騒動は、
実際何も起こらなかったためイタズラということで幕を閉じた。
数日経ち、保護者説明会があり参加したが…
説明と「卑劣な脅しをする人間から子供たちを守りましょう!」と言う芝田学園長の熱弁を聞いて1時間で終了した。
何だか、
女子たちを脅し回って終わると気が抜けたような脱力感。
『時人を守れたからいいんだけど〜』
ピーンポーン……♪♪
インターホンが鳴る。
『はぁい〜』
あたしはカメラを覗いた。
「〔かやはら〕ですけど……」
宏樹くんらしき黒髪短髪の男が居た。
『え、今日頼んでないわよ?』
あたしははっきり言う。
「ちょっとだけでも逢ってくれません?」
あたしは鬱陶しいなぁと思いながらも、
(こないだもパシリみたいに使ったしなぁ……)
と『……わかったわ』と宏樹くんを招き入れた。
いつも時人が伺ってばかりなのでお礼を言った。あたしは自宅マンションへと帰った。
昼過ぎ。
午後1時47分。
爆破予告騒動は、
実際何も起こらなかったためイタズラということで幕を閉じた。
数日経ち、保護者説明会があり参加したが…
説明と「卑劣な脅しをする人間から子供たちを守りましょう!」と言う芝田学園長の熱弁を聞いて1時間で終了した。
何だか、
女子たちを脅し回って終わると気が抜けたような脱力感。
『時人を守れたからいいんだけど〜』
ピーンポーン……♪♪
インターホンが鳴る。
『はぁい〜』
あたしはカメラを覗いた。
「〔かやはら〕ですけど……」
宏樹くんらしき黒髪短髪の男が居た。
『え、今日頼んでないわよ?』
あたしははっきり言う。
「ちょっとだけでも逢ってくれません?」
あたしは鬱陶しいなぁと思いながらも、
(こないだもパシリみたいに使ったしなぁ……)
と『……わかったわ』と宏樹くんを招き入れた。