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第2章 後編

「……旦那、さんとも…して、るんだよねっ……」

背後から抱えられ、
挿入される。


『……して、ないわよ………』


「嘘だ……、
旦那さん、だって、こうして……バックから、
犯したり……、
ナカで出してるんだろっ」


―――そりゃそうなんだけどな。

あたしは『旦那、とは、
レスなのよっ………』と真っ赤な嘘をついた。



『だから、ほら……
あたしっ、時人だけ、でしょ……子供は…』


トキト、と名前を呼ぶだけで太ももまでビシャビシャになる。



「……そっか……、
そうだね…、
じゃあ、こんなコトも、してないの？」
はぁはぁと息を継ぎながら、
宏樹くんはあたしの頭をベッドに押し付けた。


腰だけが突き上がり、
犬みたいな格好になった。

『もちろん、よっ……』

宏樹くんは後ろからあたしの尻をぐっと抱え込むと、
腰を打ち付けてきた。

パンッパンッ……
肉がぶつかる。


『ああん、すごぉいっ！
もっと、もっとしてぇっ』時人の名前を呼んだらスイッチが入っちゃった。


あたしは腰を掴まれ、
犯されるように咽び泣きながらヨガった。


「碧………、
碧は僕のものだ………っ」宏樹くんはそう叫ぶと、
痙攣して果てた。