この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
『あんっ』

ヌプリと音がした。

あたしは靴を収納してある棚に手を掛けて尻をつき出したまま、
宏樹くんの男根を堪能した。


『ああん、あんっ、きゃんっ』


「すごい、碧さん……こんなに濡れてるなんて」

宏樹くんは両手であたしの乳房を掴み、
喘ぐように言う。



濡れてるのは、
時人の使用済みのティッシュを見たからだ。
それがポケットに入っている。


あたしの頭のなかは、
時人でいっぱい。


宏樹くんは自分が興奮させてると思い違いをしてる。


クチャ、ヌチャと卑猥な滑り音がする。


あたしは犬のような格好で、
『はあんっ……ああっ、宏樹くんの凄くいいっ……』とリップサービスを込めた。


「碧さんっ……
もうダメだっ………
締まりすぎてて、もう………あああ!」
宏樹くんが達した。


あたしのなかに、
たっぷり液体を出して。


あたしは棚に手を掛け尻をつき出した格好のまま、
宏樹くんに白濁液が垂れているさまを見せる。




これで、
また〔かやはら〕で肉を貰える。
時間外の強引なオーダーも引き受けて貰えるわ。


宏樹くんが帰る際に封筒と小箱を渡す。
「この箱は?」


『お母様にお渡しして?
うちの、パールのネックレスなの。お母様はお綺麗だし色白だから、
パールが似合うと思うわ』


宏樹くんは「碧さん……
母にまでありがとうございます」とまた思い違いをして、
にこやかに去っていった。




あたしの実家は、
創業70年の宝石店だ。
【三宅宝石―みやけほうせき―】といい、関西に本社がある。あたしの実家ももちろん関西。旧姓は三宅。三宅碧から早川碧になって10年。
祖父が一代で築いた膨大な財産と資産がある。今は父親が社長をしており、
1人娘のあたしを〔溺愛〕してる父は横流し的にお金をざぶざぶくれる。湯水のように………

年上女性――とくに〔かやはら〕の女主人のような自己顕示欲が高いひとには、高額なブランドなどを贈ると嫌味になりかねない。
自分の家の物ですが……

と謙遜を混ぜるとちょうどいい。



あたしはポケットのティッシュを取り出して匂いを嗅いだ。









/129ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ