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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
『ちょっと待って!
時人をどこに連れていく気?!』
通話口の向こうからは、ガタガタと雑音がした。
「今、
山道を奥に走ってる。
碧さん、俺……
耐えられないよ………」
『時人は?時人は大丈夫なのっ?!!』
「…はは…子供には何もしないよ。
今のところは。
碧さん、俺のものになってよ……」
あたしは混乱し、
イライラしてきた。
『俺のものってどうなればいいの!具体的に言いなさいよっ!
時人を返して!』
「……そうだな…
今から言う場所に1人で来て。
別荘だから……
碧さんがそこに俺と住むなら、時人くんを返すよ」
あたしは足元から悪寒が走った。
まさか………
こんな事をするなんて!
あれだけ、体で返してたのに………
『………そんなの無理に決まってるじゃない!
時人と代わって!お願い』脚がガクガク震えてきた。
時人をどこに連れていく気?!』
通話口の向こうからは、ガタガタと雑音がした。
「今、
山道を奥に走ってる。
碧さん、俺……
耐えられないよ………」
『時人は?時人は大丈夫なのっ?!!』
「…はは…子供には何もしないよ。
今のところは。
碧さん、俺のものになってよ……」
あたしは混乱し、
イライラしてきた。
『俺のものってどうなればいいの!具体的に言いなさいよっ!
時人を返して!』
「……そうだな…
今から言う場所に1人で来て。
別荘だから……
碧さんがそこに俺と住むなら、時人くんを返すよ」
あたしは足元から悪寒が走った。
まさか………
こんな事をするなんて!
あれだけ、体で返してたのに………
『………そんなの無理に決まってるじゃない!
時人と代わって!お願い』脚がガクガク震えてきた。