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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
ああっ……
素敵すぎる。
あたしは「眠い〜。
寝るね、ママ……」と再びベッドに潜る時人に布団を掛けて部屋を出た。
ロングワンピースに着替え、
カフェ慈庵へと歩く。
日傘を差してスタスタ向かう。
「こんにちはー」
ご近所の奥様が、
ヨークシャーテリアを散歩させながら挨拶する。
あたしも『こんにちは、
ワンちゃんも可愛いですねぇ』とヨークシャーテリアを撫でてから再び歩く。
坂を歩いて曲がったら、
カフェ慈庵がある。
隠れ家的な住宅街の一角にあるカフェ。
天然酵母パン、
おからクッキー、
卵無しプリンなどが並んでいる。イートインスペースは丸太椅子で木の机。素朴な味わいで低カロリー。
添加物を使わないから安心だ。
『こんにちはぁ♪』
あたしは店内に入る。
従業員の女の子が、
「いらっしゃいませ!
早川さま、いつもご来店ありがとうございます」とにこやかに笑う。
『ええと……
高内さん作業中かしら?』
「少々お待ち下さいませ」女の子は裏手の厨房へ向かった。
直ぐ出てきて、
「お待たせしました。
裏にお入りください」と案内をしてくれる。
このカフェ慈庵は、
店主・高内が1人で経営・調理までしている。
給仕の女の子がバイトで1人だけ。
高内は長年別居している奥様がいるらしい。
裏へ入ると、
厨房で高内が「いらっしゃいませ」と微笑む。
白髪混じりの短髪に、
細い目。
ゴツゴツした痩せ形の体。
『無理を言ってすみません。
こちらのプリン、病みつきになるんですの』
あたしが言うと高内は嬉しそうに笑う。
「力作ですからね……
さぁ、このプリンのお味はどうかな?」
あたしの体に抱きつくと、胸を軽く揉んでそう言う。
『あんっ……バイトの女の子が来ちゃいますよ?』
「厨房には絶対入るなと言ってあるから大丈夫」
高内はあたしのロングワンピースをゆっくり捲る。
背後から右手を伸ばしてショーツを撫でた。
素敵すぎる。
あたしは「眠い〜。
寝るね、ママ……」と再びベッドに潜る時人に布団を掛けて部屋を出た。
ロングワンピースに着替え、
カフェ慈庵へと歩く。
日傘を差してスタスタ向かう。
「こんにちはー」
ご近所の奥様が、
ヨークシャーテリアを散歩させながら挨拶する。
あたしも『こんにちは、
ワンちゃんも可愛いですねぇ』とヨークシャーテリアを撫でてから再び歩く。
坂を歩いて曲がったら、
カフェ慈庵がある。
隠れ家的な住宅街の一角にあるカフェ。
天然酵母パン、
おからクッキー、
卵無しプリンなどが並んでいる。イートインスペースは丸太椅子で木の机。素朴な味わいで低カロリー。
添加物を使わないから安心だ。
『こんにちはぁ♪』
あたしは店内に入る。
従業員の女の子が、
「いらっしゃいませ!
早川さま、いつもご来店ありがとうございます」とにこやかに笑う。
『ええと……
高内さん作業中かしら?』
「少々お待ち下さいませ」女の子は裏手の厨房へ向かった。
直ぐ出てきて、
「お待たせしました。
裏にお入りください」と案内をしてくれる。
このカフェ慈庵は、
店主・高内が1人で経営・調理までしている。
給仕の女の子がバイトで1人だけ。
高内は長年別居している奥様がいるらしい。
裏へ入ると、
厨房で高内が「いらっしゃいませ」と微笑む。
白髪混じりの短髪に、
細い目。
ゴツゴツした痩せ形の体。
『無理を言ってすみません。
こちらのプリン、病みつきになるんですの』
あたしが言うと高内は嬉しそうに笑う。
「力作ですからね……
さぁ、このプリンのお味はどうかな?」
あたしの体に抱きつくと、胸を軽く揉んでそう言う。
『あんっ……バイトの女の子が来ちゃいますよ?』
「厨房には絶対入るなと言ってあるから大丈夫」
高内はあたしのロングワンピースをゆっくり捲る。
背後から右手を伸ばしてショーツを撫でた。