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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
夜になり、
あたしは1日ぶんの家事を終わらせて時人の部屋に入る。
『時人ぉ、
明日どうしよっか?
行けそう?』
名残惜しい。
時人が部屋に居るだけで、あたしは濡れっぱなしだ。
「うーん………
起きてから考えるー。
でも、なるべく行く!」
時人は旦那に似て、
器用なのに変に生真面目だ。
あたしなら嘘を言って1週間くらい休んじゃうのになー。
生真面目なとこも愛しいんだけど♪
「明日、
クラスの子のバースデーなんだ〜」
時人は私立のエスカレーター式学園に通わせている。
一学年2クラスのみで、
1人1人に目が行き届いており学校の雰囲気もいい。
ママ友たちもあからさまな嫌味・嫌がらせをしたりしない。
皆、それがどれだけ下品で惨めな行為かよく分かっている人たちだ。
親の調査をしたうえで入学試験を受けさせた。
もちろん、
あたしは付け届けをきっちりした。
あたしは1日ぶんの家事を終わらせて時人の部屋に入る。
『時人ぉ、
明日どうしよっか?
行けそう?』
名残惜しい。
時人が部屋に居るだけで、あたしは濡れっぱなしだ。
「うーん………
起きてから考えるー。
でも、なるべく行く!」
時人は旦那に似て、
器用なのに変に生真面目だ。
あたしなら嘘を言って1週間くらい休んじゃうのになー。
生真面目なとこも愛しいんだけど♪
「明日、
クラスの子のバースデーなんだ〜」
時人は私立のエスカレーター式学園に通わせている。
一学年2クラスのみで、
1人1人に目が行き届いており学校の雰囲気もいい。
ママ友たちもあからさまな嫌味・嫌がらせをしたりしない。
皆、それがどれだけ下品で惨めな行為かよく分かっている人たちだ。
親の調査をしたうえで入学試験を受けさせた。
もちろん、
あたしは付け届けをきっちりした。