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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
「バレちったね。
ママ、苺アイス溶けてるよ?」
『……食べたいなら食べなさいな』
あたしの頭にはもう、
結愛菜にどう制裁を加えるか?という考えしかない。
時人が苺アイスを食べ、
あたしたちは帰路に着く。
『愛結菜ちゃんってどんな子?』
あたしは運転しつつ探りを入れた。
「えー……
明るくて気が強いかなぁ」
なるほど。
強かそうだもんね。
『可愛いからモテるでしょ?』
「うーん?可愛いかな?
あ、何かファッション雑誌の読モしてるって聞いたことあるよ」
『…………へぇ』
初耳だ。
しかしあたしは閃いた。
『何て雑誌?
あゆちゃん可愛いよね、
ママも見てみよっかなぁ』
「えっと………
〔スウィート・ティーン〕だったと思うよ」
『時人、
見たことはあるの?あゆちゃんの載ってる雑誌』
「あるわけないじゃん!(笑)
あんなの女子しか見ないよ〜」
そっか。
スウィート・ティーンね。
あたしは企みが膨らむと、嬉しくなってきた。
見たところ、
時人に愛結菜への好意は無さげだし。
やり易いかも。
ママ、苺アイス溶けてるよ?」
『……食べたいなら食べなさいな』
あたしの頭にはもう、
結愛菜にどう制裁を加えるか?という考えしかない。
時人が苺アイスを食べ、
あたしたちは帰路に着く。
『愛結菜ちゃんってどんな子?』
あたしは運転しつつ探りを入れた。
「えー……
明るくて気が強いかなぁ」
なるほど。
強かそうだもんね。
『可愛いからモテるでしょ?』
「うーん?可愛いかな?
あ、何かファッション雑誌の読モしてるって聞いたことあるよ」
『…………へぇ』
初耳だ。
しかしあたしは閃いた。
『何て雑誌?
あゆちゃん可愛いよね、
ママも見てみよっかなぁ』
「えっと………
〔スウィート・ティーン〕だったと思うよ」
『時人、
見たことはあるの?あゆちゃんの載ってる雑誌』
「あるわけないじゃん!(笑)
あんなの女子しか見ないよ〜」
そっか。
スウィート・ティーンね。
あたしは企みが膨らむと、嬉しくなってきた。
見たところ、
時人に愛結菜への好意は無さげだし。
やり易いかも。