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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
翌日、朝6時15分。
あたしが起きると、
旦那はもう着替えている。
『おはよっ、たーくん♪』あたしは旦那の胸に抱きついてキスをした。
「こらこら(苦笑)
ネクタイ出来ないじゃないか……
碧は変わらないなぁ」
『だって、
あの時のままだもーん』
あたしはネグリジェからカットソー・スカートという普段着に着替え、
フリフリがついたエプロンを着るとキッチンへと向かう。
「今日は朝はいいよ。
一番に会議があるんだ」
『え?
そうなの?わかったわ』
旦那はスーツを着ると「行ってくるね」とあたしにキスをして玄関を出た。
―――だって、あの時のままだもの。
時人を授かった、
10年前のままよ。
あんなに嬉しい瞬間は二度と無いわ。
だからあたしはあの時のまま、
永遠に変わらず時人だけを愛し続ける。
あたしが起きると、
旦那はもう着替えている。
『おはよっ、たーくん♪』あたしは旦那の胸に抱きついてキスをした。
「こらこら(苦笑)
ネクタイ出来ないじゃないか……
碧は変わらないなぁ」
『だって、
あの時のままだもーん』
あたしはネグリジェからカットソー・スカートという普段着に着替え、
フリフリがついたエプロンを着るとキッチンへと向かう。
「今日は朝はいいよ。
一番に会議があるんだ」
『え?
そうなの?わかったわ』
旦那はスーツを着ると「行ってくるね」とあたしにキスをして玄関を出た。
―――だって、あの時のままだもの。
時人を授かった、
10年前のままよ。
あんなに嬉しい瞬間は二度と無いわ。
だからあたしはあの時のまま、
永遠に変わらず時人だけを愛し続ける。