この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
時人から手渡すのは無理だ。
時人にはナイショなんだから。
そうなると自宅郵送しかない。
15人中、
4人を覗いて同学年だった。
あたしは11人分のそれぞれの住所を封筒に書いた。
4人は分からないから、
とりあえずあたしの化粧台にでも仕舞っておこうっと。
これで今までよりはラブレターの数は減るはずだわ。
時人、
優しいあまりに全て受け止めてたのね。
誰にも言えずに……
何ていじらしい。
『あん……』
そう思ったら、
ショーツにジワッとシミが広がった。
あたしは時人の部屋にラブレターを戻す。
そしてゴミ箱からそれらしきティッシュを2つ3つ拾いトイレに駆け込んだ。
時人にはナイショなんだから。
そうなると自宅郵送しかない。
15人中、
4人を覗いて同学年だった。
あたしは11人分のそれぞれの住所を封筒に書いた。
4人は分からないから、
とりあえずあたしの化粧台にでも仕舞っておこうっと。
これで今までよりはラブレターの数は減るはずだわ。
時人、
優しいあまりに全て受け止めてたのね。
誰にも言えずに……
何ていじらしい。
『あん……』
そう思ったら、
ショーツにジワッとシミが広がった。
あたしは時人の部屋にラブレターを戻す。
そしてゴミ箱からそれらしきティッシュを2つ3つ拾いトイレに駆け込んだ。