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凍える月~吉之助の恋~
第7章 第三話 【初戀】 一
 しかし、店の金が紛失した以上、その日最後に売上金に近付いた陽太に嫌疑がかかるのは致し方のないことではあった。
「そんな―」
 お絹は事の次第を聞き、一瞬、言葉を失った。陽太の無邪気な子どもらしい笑顔が浮かぶ。陽太は間違っても、盗みなぞしでかす子ではない。
「それで、陽ちゃんは暇を出されたってことなのかしら」
 思わず呟くと、伊八は首を振った。
「いや、陽太が手前(てめえ)の方から勝手に出てきたらしいぜ」
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