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凍える月~吉之助の恋~
第2章 第一話 【凍える月~吉之助の恋~】 二
「身体のように、お前自身の心も素直になれよ」
「―!」
 引き戸がピシャリと音を立てて閉まる。お絹はあまりの惨い台詞に、その場に頽れた。恋しい伊八の明るい笑顔が一瞬、瞼に浮かんで消えた。
―私は、もう伊八っつぁんにはふさわしくない。
 さんざん吉之助に慰み者にされ、穢されたこの身体がたまらなくおぞましいものに思える。お絹は烈しく慟哭しながら、叶うなら生命を絶ちたいとさえ思った。
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