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水流金魚
第4章 金魚の涙
「紅茶でいい?」
「あ、はい」
お洒落なポットで紅茶を入れてくれる。
「それ、いいですね」
「あぁ、これ。瞬の趣味が快適な家作りらしくて、欲しいって言ったら買ってきてくれてん」
美羽さんは嬉しそうに微笑む。
「いいですね。仲良さそうで羨ましいです」
「よう、喧嘩もするし、普通やで。花ちゃんとこの翔くんもいい子やん」
「そうですかね」
「せやで。花ちゃんのこと大好きって伝わってくるもん。だからさ……傷つけてしまう前にやめときや」
「あの子はただの友達です。何もないんで」
力を込めて言う。
「あ、はい」
お洒落なポットで紅茶を入れてくれる。
「それ、いいですね」
「あぁ、これ。瞬の趣味が快適な家作りらしくて、欲しいって言ったら買ってきてくれてん」
美羽さんは嬉しそうに微笑む。
「いいですね。仲良さそうで羨ましいです」
「よう、喧嘩もするし、普通やで。花ちゃんとこの翔くんもいい子やん」
「そうですかね」
「せやで。花ちゃんのこと大好きって伝わってくるもん。だからさ……傷つけてしまう前にやめときや」
「あの子はただの友達です。何もないんで」
力を込めて言う。