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壊してほしい
第4章 突然
『しずく~。
ホイ、デザート』
地下室の入り口に持って行くと、
雫石が頭をひょこっと出した。
じぃーっとケーキを見つめてくる。
『どした?』
『氷月さん…………、
わたしお腹いっぱい…………』
『ケーキだぞ?』
雫石は首を振った。
『ここに居たら動かないんだもの。
食べたいけど入らない!』
『………まぁそりゃそうか……………
あれっ?何か痩せてないか?雫石』
『え?ホント?
体重計ってないけど……ずっと』
『痩せてる。
髪型のせいかな?うーん』
首を捻る氷月に、
『後で食べれたら食べるー』
と雫石。
氷月は調理場に戻った。
(痩せた…………よな?)
雫石の頬が一回り小さく見えた。
(気のせいか?
毎日一緒にいるから分からん………)
考えているとガランとベルが鳴り、
ランチ客が入ってきた。
『いらっしゃいませー』
バタバタし、しばし氷月は調理に追われた。
ホイ、デザート』
地下室の入り口に持って行くと、
雫石が頭をひょこっと出した。
じぃーっとケーキを見つめてくる。
『どした?』
『氷月さん…………、
わたしお腹いっぱい…………』
『ケーキだぞ?』
雫石は首を振った。
『ここに居たら動かないんだもの。
食べたいけど入らない!』
『………まぁそりゃそうか……………
あれっ?何か痩せてないか?雫石』
『え?ホント?
体重計ってないけど……ずっと』
『痩せてる。
髪型のせいかな?うーん』
首を捻る氷月に、
『後で食べれたら食べるー』
と雫石。
氷月は調理場に戻った。
(痩せた…………よな?)
雫石の頬が一回り小さく見えた。
(気のせいか?
毎日一緒にいるから分からん………)
考えているとガランとベルが鳴り、
ランチ客が入ってきた。
『いらっしゃいませー』
バタバタし、しばし氷月は調理に追われた。