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壊してほしい
第4章 突然
_______『やっぱり痩せたよ、雫石』

夜、風呂上がりにスウェットを着た雫石を眺めてそう確認した。


『そうかな?やったー』



『痩せてたのになぁ。ガリガリになるよ、雫石………何でだろうな?』



雫石は理由など関心ないのか、
飛び跳ねている。



ボブの毛先がぴょんぴょん跳ね、
氷月は噴き出した。


『な、何よう』


『いや………小学生みたい………ぷっ……』


『ひどい!
あ、でもわたし童顔だしね』
まんざらでもない様子。




『氷月さん』
雫石がぎゅっと抱きつく。


『あったかー』


そのままベッドに倒れ込んだ。




氷月は雫石を寝かせると唇を落とす。



くちゅっ……といやらしい音を立てて。





『ん………あっ………』

胸のふくらみに手を乗せ、

徐々に硬くなってゆく先端をつつく。




『あんっ…………あ。ケーキ、忘れてた!』
雫石の突然の声にガクッとベッドに崩れた氷月。


『そうでしたね』と起き上がり、
調理場に向かう。





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