パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 願望

『あん、ああっ…………』

ベッドに移動した２人は、
これでもかというくらい激しく絡む。

一糸纏わぬ姿で座り込み抱き合い唇を重ねた。
唾液が絡んで糸を引く…………

雫石の白い体は、熱を帯び始めている。

氷月は雫石を寝かせると、
小さな膨らみに舌を這わせる。


『あっ！あんっ………』

ピクンと震える雫石。




膨らみの先端が硬くなる。




氷月は被さりながら、
右手で雫石の傷痕がある腹や太股を撫でた。そうっと触れて撫でる。
無償にそうしたかった。


雫石は目を見開く。
『氷月さ…………』


氷月は、
膨らみから下って下腹と太股を丁寧に舐めた。


雫石の顔がくしゃっと歪み、目に涙が溢れる。雫石は手首で自分の口を覆う。
懸命に堪えているのが分かった。


傷そのものの叫びのような、
ころした泣き声。


いたたまれない。
下腹にチュッとキスをした。






そして脚の付け根へと指を忍ばせる。
滴っていた。


雫石を弄くる。


『ああっ！あっ…………』




雫石は何度かビクビクッと痙攣した。

淡い茂みに唇を近付ける。

ゆっくりと雫石の脚を開き、
薄桃色の中心部に口を当てた。




『やあっ！』
雫石が叫ぶ。

氷月は動きを止めた。
『………ごめん』嫌な気持ちにさせたかと思い、
雫石の顔を見る。


彼女は真っ赤になって『違うの………………
恥ずかしいだけ…………』
と両手で頬を抑えている。



『いい？
ここ、舐めても』
氷月は芽を指先でツンと突く。



『う、うん………………
恥ずかしいけど……………あんっ』
指先でつまんだ。


『けど？』


『氷月さんに、してほしい！
は、初めて………なのっ……舐められるの』