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壊してほしい
第2章 願望
『かっこいい?俺がぁ?』思わず自分を指さした。

雫石はじっと見上げたまま、
『うん!!
目がキレイだし鼻高いし………
それに、
優しいもん』
と熱心にいう。





『………優しくないぞ。
ただ………』


ただ力になりたいだけだ。

『ただ人付き合いが煩わしいだけ。
それに…………』



『…………それに?』


氷月は言葉に詰まった。


氷月自身、
中学生の頃は初めて味わう〔sex〕の快楽にハマって色んな女子とそうしていた。恋愛が何かも知らずに。
後から考えると危険なこともしてた。
容姿は良いほうなのも自覚があったから、
自分から声をかけて遊んだりもした。


高校生になり、祖父に癌が見つかって現実に還ったような感覚だ。



言うべきか?



『………それに、
一人だと楽だしな(笑)』
雫石の頬をつつき誤魔化した。


これ以上この子を傷つけちゃいけない。





『ふーん??
そうなんだ~』
雫石は小首をかしげる。



そうするとリスのようでかわいらしい。

朝の雫石は、
肌が光っていてキレイだ。




『サンドイッチ食べてから買い行くか!』

氷月が立ち上がると、
雫石も『うん!』とベッドで跳ねた。

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