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無意味なPKを持つJKの話
第11章 Someday
「じゃ、ここに来たって...」
「ここに来るのはセックスするため」
小川の目を見てそう言い切る。
こちらを見返す目の奥が少し揺れている。
それは欲情か、動揺か。
どちらでもいい。
否定でさえなければ。
包帯を巻き終えた腕を、小川の首に巻き付ける。
小川の体に乗りかかるようにして、顔を近づける。
互いの腕が体を引き寄せて、確かめるようにその舌をねっとりと絡める。
控えめに動いていた舌が、互いを吸い尽くすかのように動き回る。
顔に湿った吐息がかかって、その音に拍車がかかる。
「...声、出すなよ」
「わかっ、てる...」
1階では小川の母親が、晩御飯を作っていて。
出来上がったら、明子にも食べていくようにと言っていた。
昨日も深く交わったばかりだというのに、小川を求めて止まない。
ベッドに移動し、残っていた自分の服を脱ごうとする。
「っ!」
腕に痛みが走って、思うように動かせない。
「いいよ。俺がやる」
腕を気遣ってのこととは、分かっているのだが。
いつもより丁寧にゆっくりと脱がされて。
大事にされていると、錯覚する。
「ね...。はや、...く」
小川の動きが焦れったくて、火照った体がうねる。
その手を取って、自分の胸へと誘導する。
指が踊るのと同時に舌も舞い降りて、その刺激に明子の体が軽く反りあがる。
小川の肌が触れて、それだけで気持ちがよいのに。
明子を知り尽くした舌が全身をくまなく舐め回し、最後の布も取り払う。
「..っ、...ぁあ」
「だから、声...。ガマンしないと、続き、出来ない」
耳元で囁きながら、指が太ももからゆっくり這い上がる。
それだけで、期待が膨らんで明子を濡らす。
「っ、ぅふ...」
顔をシーツに沈めたのを確認してか、往復していた小川の指が沈んでゆく。
水気を孕んだ指が動く度に、明子は声を抑えるのに必死だ。
狂おしいほど気持ちよくて、だけど悲しくなるほど苦しくて。
目の前にあるはずの小川の顔が滲んで見えない。
「...ね、お願...入れ、て...」
声が大きくならないように、小川の首にしがみついて、耳元で囁く。
「声、ガマンな...」
1度離れた小川が、痛烈な衝撃を持って明子のナカまでやって来た。
「んぁっ、...っふ」
ほとばしる声が小川の口に遮られる。
「ここに来るのはセックスするため」
小川の目を見てそう言い切る。
こちらを見返す目の奥が少し揺れている。
それは欲情か、動揺か。
どちらでもいい。
否定でさえなければ。
包帯を巻き終えた腕を、小川の首に巻き付ける。
小川の体に乗りかかるようにして、顔を近づける。
互いの腕が体を引き寄せて、確かめるようにその舌をねっとりと絡める。
控えめに動いていた舌が、互いを吸い尽くすかのように動き回る。
顔に湿った吐息がかかって、その音に拍車がかかる。
「...声、出すなよ」
「わかっ、てる...」
1階では小川の母親が、晩御飯を作っていて。
出来上がったら、明子にも食べていくようにと言っていた。
昨日も深く交わったばかりだというのに、小川を求めて止まない。
ベッドに移動し、残っていた自分の服を脱ごうとする。
「っ!」
腕に痛みが走って、思うように動かせない。
「いいよ。俺がやる」
腕を気遣ってのこととは、分かっているのだが。
いつもより丁寧にゆっくりと脱がされて。
大事にされていると、錯覚する。
「ね...。はや、...く」
小川の動きが焦れったくて、火照った体がうねる。
その手を取って、自分の胸へと誘導する。
指が踊るのと同時に舌も舞い降りて、その刺激に明子の体が軽く反りあがる。
小川の肌が触れて、それだけで気持ちがよいのに。
明子を知り尽くした舌が全身をくまなく舐め回し、最後の布も取り払う。
「..っ、...ぁあ」
「だから、声...。ガマンしないと、続き、出来ない」
耳元で囁きながら、指が太ももからゆっくり這い上がる。
それだけで、期待が膨らんで明子を濡らす。
「っ、ぅふ...」
顔をシーツに沈めたのを確認してか、往復していた小川の指が沈んでゆく。
水気を孕んだ指が動く度に、明子は声を抑えるのに必死だ。
狂おしいほど気持ちよくて、だけど悲しくなるほど苦しくて。
目の前にあるはずの小川の顔が滲んで見えない。
「...ね、お願...入れ、て...」
声が大きくならないように、小川の首にしがみついて、耳元で囁く。
「声、ガマンな...」
1度離れた小川が、痛烈な衝撃を持って明子のナカまでやって来た。
「んぁっ、...っふ」
ほとばしる声が小川の口に遮られる。