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無意味なPKを持つJKの話
第8章 カラダとココロのキョリ
息を止めていたのか、こみ上げるモノを堪えたのか、小川が顎を突き出すようにして苦しそうに息を吐いた。

その表情にぞくぞくする。

顔を近づけて唇をそっと重ねる。

昨日の押し付けるようなキスとは真逆に、優しく何度も触れては離れる。

小川の唇が震えている気がした。

薄く開いたその隙間に舌を差し入れて、その舌先をつつく。

昨日散々したハズなのに、初キスなのかと思うぐらいぎこちない。

腰をつかんだままの小川の手も震えているようで。

本当に昨日と同一人物なのだろうか。

昨日はあんなにグイグイ来てたのに。

目を瞑ったままで、マグロ状態の小川に軽くイラッとくる。

これでは明子がムリヤリ犯してるみたいだ。

「...ねぇ。服、脱がせて」

少し体を起こして、小川の手をブラウスのボタンへ誘導する。

小さくうなづいた小川が、ちいさな丸いボタンに手を伸ばす。

大きな手が小さなボタンに苦戦している間に、2人の体は自然と起き上がってくる。

小川の頭を抱えるようにして、その耳元にキスを落としてゆく。

互いの吐息が体に触れて、引き寄せられるように唇を寄せる。

時間がかかったが、ブラウスのボタンが外れ、流石に脱がせるとこまではわかるらしい。

小川の首にかかった手が、片手ずつ引き寄せられブラウスが抜かれる。

無意識に首にかかる小川の息が、明子の鼓動を早めてゆく。

ヤバイ。これはこれでエロいかも。

こんなにゆっくり服を脱がせられたことはない。
しかも、なんだか大事そうに。

明子の背中をのぞき込むようにして、ブラのホックを探している。

そのぎこちなさに体がキュンとなる。

明子も手を伸ばして、ホックを外した。

現れた胸に少し驚いた顔してから、はじめて触れるかのようにゆっくりと両手を近づけてくる。

そのまま触れた指先に次第にチカラが加わって、寄せるようにまた離すようにと揺らしてゆく。

ピンク色のその先は次の刺激を求めて張り詰めていて、そこを凝視されているようだ。

「...ね、舐めて」

そう言い終わる前に、小川がその場所に音を立てて吸い付いた。

それまでの焦れったさはどこに行ったのか、勢いがついた小川の舌が胸先で踊る。
思い出したかのように大きく動き回る舌が、昨日の小川と重なる。

「...っ!」

身体を震わせる明子が、いつの間にかベッドに寝かされた。
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