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無意味なPKを持つJKの話
第10章 呪縛
髪の毛が耳に掛けられていて、そこに小川の息がかかる。

唇が耳に触れるか触れないかのビミョウなタッチを繰り返していて。

じれったくて、うずうずしてしまう。


これはきっと後姿を見せているセイ。

だから。

振り返ったら、小川が離れていきそうで。

身動きが取れない。


胸から下におりてお腹の辺りにそっと触れている手が、その位置で留まっている。

宿題が出来るようにだろうけど、その手すら意識してしまって気が散る。

「ほら、そこ。計算違う」

「え、どこ」

こうやっていると、普通のカレカノみたいで。

でも、それはきっと小川とユイなんだろう。

だからやっぱり後ろは向けない。

小川に意識を向けまいと、問題に取り組む。

ゴソゴソなにやら背後で座り直したりしている小川を気にしつつも、なんとか一問問題が出来た。

「お。正解」

その言葉と共に、ブラのホックが外された。

指がすぐさま移動して、ブラのスキマから入り込む。

「...ぁ」

期待してなかったといえば嘘になるけど、本当に触ってくるのか半信半疑だった。

小川の両指が同時に胸の先を摘まんで刺激する。

「んっ...ふぁっ」

腰が反り返って、小川の肩に頭を預けてしまう。

緩急をつけて弄られて、その気持ち良さに頭がぼうっとなってきた。

もっと触って欲しい。

キスしたい。


片腕を小川の頭に伸ばして、唇を寄せる。

小川は顔を近付けはしない。

「だーめ。まだ宿題終わってない」

避けるのと同時に、胸を揺らしていた指も離れてゆく。

「うそ...やだ...」

「あと1問だろ。それ出来たら、こっちも...」

膝の上から太腿の内側を指が這いあがる。

「んっ...」

ショーツの上から軽く指が触れただけなのに、体がビクっとしてしまう。

「ヌレ過ぎ。胸、そんな気持ち良かった?」

「んぁっ...気持ち、いっ」

膨らみを布越しにではあるが撫でられて、体が熱くなる。

もう片方の手はまだ胸にあって、ふにふにとその形を変えている。

もっと欲しくて、小川に体を預け自分から腰を浮かしてしまう。


途端に、小川の両方の手がぱっと離れた。

「...え」

「だってしてたら出来ないだろ」

そうだけど。

「ほら、宿題―」

呆気にとられた体を抱えられるようにして、テーブルに今一度向き直った。
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