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another storys
第10章 Ma petite chérie.【Cross roads】
「あ、あの…」
美佳ちゃんが、つんつんと俺の袖を引っ張る。
「えーと…父、です…」
「あ…え?お父さん!?」
美佳ちゃんがぱちぱちとまばたきをする。親父が若く見えると言いたいのか、横に居る菜摘さんとの関係を訝しんでるのか…多分両方だろうな。
「あ、その、いつも息子がお世話になってます。隆行の父です。」
深々と頭を下げる親父に俺もどう反応したらいいか困る。
「あ、いえ、こちらこそ…もっときちんとご挨拶をしたかったんですけど…田嶋 美佳と申します」
慌てて俺からちょっと離れ、ぺこっと頭を下げる美佳ちゃん。
「こんなとこで立ち話もなんだしさ、上でお昼食べる?」
祥悟さん!なんでアンタが仕切ってんだよ⁉︎
ギョッとして振り向いた俺に
「ちょっと祥悟くん!お父さんびっくりされてるわよ。ジャマしちゃ申し訳ないから私たちはどっか別に…」
結城さん。。。このヒト早くどっかに連れてって…(T T)
美佳ちゃんが、つんつんと俺の袖を引っ張る。
「えーと…父、です…」
「あ…え?お父さん!?」
美佳ちゃんがぱちぱちとまばたきをする。親父が若く見えると言いたいのか、横に居る菜摘さんとの関係を訝しんでるのか…多分両方だろうな。
「あ、その、いつも息子がお世話になってます。隆行の父です。」
深々と頭を下げる親父に俺もどう反応したらいいか困る。
「あ、いえ、こちらこそ…もっときちんとご挨拶をしたかったんですけど…田嶋 美佳と申します」
慌てて俺からちょっと離れ、ぺこっと頭を下げる美佳ちゃん。
「こんなとこで立ち話もなんだしさ、上でお昼食べる?」
祥悟さん!なんでアンタが仕切ってんだよ⁉︎
ギョッとして振り向いた俺に
「ちょっと祥悟くん!お父さんびっくりされてるわよ。ジャマしちゃ申し訳ないから私たちはどっか別に…」
結城さん。。。このヒト早くどっかに連れてって…(T T)