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another storys
第10章 Ma petite chérie.【Cross roads】
はぁ、と溜息をついた俺に、美佳ちゃんが、
「お父さん、すごくお若く見えるね。びっくりしちゃった。」
と呟いた。
「うん。ちょっと休んで…2時間くらいしたらもっかい見に行こう。美佳ちゃんの誕生日のプレゼント、考えたいんだ。どんなのが好きか、教えて?」
「ありがと、隆行くん。」
それから2人で昼飯を食べていたら美佳ちゃんの携帯が鳴る。
「結城さんからLineだ…」
「なんて?」
「『さっきはゴメンね、祥悟くんも反省してるので萩原くんによく言っといて』だって」
携帯の画面を見せられる。
土下座で『申し訳アリマセン!』と謝るキャラクターのスタンプ。
「ま、結城さんのせいじゃないし。一瞬どうしようかと思った。親父と菜摘さんと会うだけでも十分気まずいのに。。。」
「菜摘さん、ていうの?お父さんの彼女さん…あの方もずいぶん若く見えたけど…」
「お父さん、すごくお若く見えるね。びっくりしちゃった。」
と呟いた。
「うん。ちょっと休んで…2時間くらいしたらもっかい見に行こう。美佳ちゃんの誕生日のプレゼント、考えたいんだ。どんなのが好きか、教えて?」
「ありがと、隆行くん。」
それから2人で昼飯を食べていたら美佳ちゃんの携帯が鳴る。
「結城さんからLineだ…」
「なんて?」
「『さっきはゴメンね、祥悟くんも反省してるので萩原くんによく言っといて』だって」
携帯の画面を見せられる。
土下座で『申し訳アリマセン!』と謝るキャラクターのスタンプ。
「ま、結城さんのせいじゃないし。一瞬どうしようかと思った。親父と菜摘さんと会うだけでも十分気まずいのに。。。」
「菜摘さん、ていうの?お父さんの彼女さん…あの方もずいぶん若く見えたけど…」