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another storys
第12章 Restart【Cross roads】
偶然なのか、必然なのか。
積極的な独り者の男の客に声を掛けられて、他愛ない会話から始まって、連絡先を交換し、外で会うようになるまではそれ程時間はかからなかったという。
最初は子供が小学校に行っている昼間、慣れてくると旦那の帰りが遅いのをいいことに、子供が寝た後。エスカレートすると子供に夕食を作って夕方から出掛け、朝方帰って子供を送り出す生活が続いたそうだ。
旦那とはもう何年もすれ違いが続いていて、罪悪感も無かったと言った。
きちんと準備していた子供の夕食が、弁当代に変わり、それを置き忘れたとき、腹を空かせた子供がスーパーで惣菜や弁当を万引きしていて、そんなことが何度かあって、警察に補導されて初めて事態が明るみに出た、旦那とはもうやり直せない、自分が有責での離婚になったとしても、取られる資産もないし、自分には相手もいる。怖いものもなかった。
子供が小学校を卒業するのを待って、離婚する方向で話を進めていた時、不倫相手との間に子供が出来、卒業を間近に控えて、離婚届を置いて1人家を出た、と言っていた。
積極的な独り者の男の客に声を掛けられて、他愛ない会話から始まって、連絡先を交換し、外で会うようになるまではそれ程時間はかからなかったという。
最初は子供が小学校に行っている昼間、慣れてくると旦那の帰りが遅いのをいいことに、子供が寝た後。エスカレートすると子供に夕食を作って夕方から出掛け、朝方帰って子供を送り出す生活が続いたそうだ。
旦那とはもう何年もすれ違いが続いていて、罪悪感も無かったと言った。
きちんと準備していた子供の夕食が、弁当代に変わり、それを置き忘れたとき、腹を空かせた子供がスーパーで惣菜や弁当を万引きしていて、そんなことが何度かあって、警察に補導されて初めて事態が明るみに出た、旦那とはもうやり直せない、自分が有責での離婚になったとしても、取られる資産もないし、自分には相手もいる。怖いものもなかった。
子供が小学校を卒業するのを待って、離婚する方向で話を進めていた時、不倫相手との間に子供が出来、卒業を間近に控えて、離婚届を置いて1人家を出た、と言っていた。