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another storys
第16章 So sweet【パズルⅡ・運命の恋人】
「仕事だもん、しょうがないよ」
そう言って微笑んでくれる由香。時間に不規則な俺の仕事に理解があって、すごくありがたい。
だけど、それに胡座をかいて、安心しきってたら、いつの間にか限界値を超えてて、彼女や奥さんに逃げられた先輩を沢山見てる俺としては、その言葉に安心しちゃいけないってこともわかってる。
由香1人でいいから、キャパシティーがメーターみたいに可視化できる能力が欲しい。
1日に些細な事で乱高下するのだとしても、顔に出さない怒りがどの程度か一度見てみたい、と思ってしまう。
由香の作ってくれたカレーうどんをふーふー言いながら食べた。
起き抜けに食べるにしては少々ヘビー。
でも世間的には昼ごはんの時間帯だし、熱さと適度な辛味は頭を覚醒させるにはぴったりだ。
そう言って微笑んでくれる由香。時間に不規則な俺の仕事に理解があって、すごくありがたい。
だけど、それに胡座をかいて、安心しきってたら、いつの間にか限界値を超えてて、彼女や奥さんに逃げられた先輩を沢山見てる俺としては、その言葉に安心しちゃいけないってこともわかってる。
由香1人でいいから、キャパシティーがメーターみたいに可視化できる能力が欲しい。
1日に些細な事で乱高下するのだとしても、顔に出さない怒りがどの程度か一度見てみたい、と思ってしまう。
由香の作ってくれたカレーうどんをふーふー言いながら食べた。
起き抜けに食べるにしては少々ヘビー。
でも世間的には昼ごはんの時間帯だし、熱さと適度な辛味は頭を覚醒させるにはぴったりだ。