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another storys
第20章 Marriage purple【遅咲きのタンポポ】
「えっ⁉︎ なに、結城さんのカレって会社社長の息子なの?しかも宝飾品?なに、なんて会社?大手?若しかして次期社長とかなの?」
ほら、食いついた…
も〜、結婚したってヒトの本質なんて変わらないモンで。噂話やゴシップに関しては飢えた獣みたいな人なんだから、このヒト….
めんどくさい、と思いつつ、誤魔化したり嘘をついたりする気力もなく、頷く。
「えぇ、まぁ…」
披露宴をするとしたら、高…もう高木さんでいいや、と田嶋さんは招待したいし、変に誤魔化すと後でバレたときのがうるさそう…
そう思って携帯で祥悟くんの会社のHPを開き、高木さんに見せる。
携帯を見る高木さんの目が大きく見開いて…
「ちょっ…ナニ⁉︎ 結城さんてば! avenir(アヴニー ル)なんてどこの百貨店にも入ってる超有名ブランドじゃない‼︎ え?、マジで、この会社の社長御曹司ってこと?」
ほら、食いついた…
も〜、結婚したってヒトの本質なんて変わらないモンで。噂話やゴシップに関しては飢えた獣みたいな人なんだから、このヒト….
めんどくさい、と思いつつ、誤魔化したり嘘をついたりする気力もなく、頷く。
「えぇ、まぁ…」
披露宴をするとしたら、高…もう高木さんでいいや、と田嶋さんは招待したいし、変に誤魔化すと後でバレたときのがうるさそう…
そう思って携帯で祥悟くんの会社のHPを開き、高木さんに見せる。
携帯を見る高木さんの目が大きく見開いて…
「ちょっ…ナニ⁉︎ 結城さんてば! avenir(アヴニー ル)なんてどこの百貨店にも入ってる超有名ブランドじゃない‼︎ え?、マジで、この会社の社長御曹司ってこと?」