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another storys
第21章 父とオトコの境界線【社内恋愛のススメ】
ともあれ、どっちが生まれたってどうなるかなんて分からんから、今からあれやこれや言ってもしょうがない、てのが俺らの見解だ。
腹の子は、結構動くようになってからはアングルが都度違って、こないだのヤツは思いっきりコッチにケツ向けてて。がっつり股間が写ってた。
産科医が、
「あ、ついてますね、男のコです。」
とアッサリ言ったそうで、そうか、となった。
何年かしたらこういうの見るようになんのかな…どっかに連れてって、騒いだり…俺そんなことしたかな…?
親父に何か買ってくれとかねだった記憶があんまりない…俺…子供の頃、どんな子だったんだろ…記憶喪失じゃないはずなのに、あんまり記憶がなかった。
腹の子は、結構動くようになってからはアングルが都度違って、こないだのヤツは思いっきりコッチにケツ向けてて。がっつり股間が写ってた。
産科医が、
「あ、ついてますね、男のコです。」
とアッサリ言ったそうで、そうか、となった。
何年かしたらこういうの見るようになんのかな…どっかに連れてって、騒いだり…俺そんなことしたかな…?
親父に何か買ってくれとかねだった記憶があんまりない…俺…子供の頃、どんな子だったんだろ…記憶喪失じゃないはずなのに、あんまり記憶がなかった。