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another storys
第21章 父とオトコの境界線【社内恋愛のススメ】
2月10日…正確には、日付が変わって、11日になった深夜。遙が産気付き、慌てて車で病院に向かった。
車で病院までは20分くらいで。
途中で破水したら困るからと、車にシーツを敷いてバスタオルも沢山持って走った。
入院の準備もある程度はしてたけど、まだ予定日まで1週間あったから不完全で。
でもそれは後からでもいい、ということにした。
分娩室に入る前、陣痛の合間に、準備してなかったもの、買っただけで鞄に詰めてなかったものを聞いてメモる。分娩室に入って、一応立ち会ったけど、思ったよりもスムーズだった。
良く、立ち会った事を後悔する、と聞くからちょっと日和ったんだけど、何となく遙独り放っとくのもどうかと思ったから、意地で立ち会った。
苦しそうに、ん〜!といきんではいたけど、泣き叫んだり、パニックになる事もなく、2時間程でズルンッ!と赤ん坊が出てきて。遙自身より血まみれでふやけた赤ん坊のがインパクトがデカかった…
車で病院までは20分くらいで。
途中で破水したら困るからと、車にシーツを敷いてバスタオルも沢山持って走った。
入院の準備もある程度はしてたけど、まだ予定日まで1週間あったから不完全で。
でもそれは後からでもいい、ということにした。
分娩室に入る前、陣痛の合間に、準備してなかったもの、買っただけで鞄に詰めてなかったものを聞いてメモる。分娩室に入って、一応立ち会ったけど、思ったよりもスムーズだった。
良く、立ち会った事を後悔する、と聞くからちょっと日和ったんだけど、何となく遙独り放っとくのもどうかと思ったから、意地で立ち会った。
苦しそうに、ん〜!といきんではいたけど、泣き叫んだり、パニックになる事もなく、2時間程でズルンッ!と赤ん坊が出てきて。遙自身より血まみれでふやけた赤ん坊のがインパクトがデカかった…