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another storys
第22章 Promise【秘密の恋人】
隆行さんは、私の希望を聞いて控え、

「じゃ、見積できたら親父にメールするよ」

と言って帰っていった。義隆さんは頷いて見送った。
隆行さんを見送ってから、お風呂をためて入る。

義隆さんがお風呂に入っている間に私は後片付けをした。お風呂上がり、義隆さんが髪を拭きながら

「菜摘、もう生理は終わった?」

「うん…」

「じゃ、今日は私の部屋においで」

ニコ、と笑って部屋に入っていく。私はお風呂に入って、髪をしっかり乾かしてから義隆さんの部屋をノックした。

「どうぞ」

いつも通り迎え入れてくれる義隆さん。ベッドに腰掛けて、新聞を読んでいる。

私がベッドに行くと、サイドテーブルに新聞を置いて、優しく後ろから抱き締めてくれる。
これもいつも通り。
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