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another storys
第24章 かわいいひと【Cross roads】
「なんか、ごめんね、隆行くん…お母さん張り切っちゃって…」
「うぅん。こっちこそ…」
「隆行くんのこと、両親にきちんと説明してなかったのは、どんな人だって大騒ぎされるの判ってたから…他意はないのよ。信じて?」
「うん。わかった。」
美佳ちゃんに、店を継ぐのか、とか、結婚するなら店を継げる男でないと、的なコトを考えてるのか、またはご両親からそんなことを言われてるのか、すごく聞きたかったけど、どうしても聞けなかった。
そこで肯定されるのも、言葉に詰まられるのも怖かった。そういったことを抜きにしても、俺たちはまだ付き合ってやっと1年で。27と26。結婚も考える人は考えるだろうけど、美佳ちゃんの結婚願望はまだ聞いたことがない。もしかしたら、俺だけが考えてるのかもしれない。
あまり早まると、ドン引きされてギクシャクするかもしれないし。
結局、そのあとは普通にデートして別れた。
「うぅん。こっちこそ…」
「隆行くんのこと、両親にきちんと説明してなかったのは、どんな人だって大騒ぎされるの判ってたから…他意はないのよ。信じて?」
「うん。わかった。」
美佳ちゃんに、店を継ぐのか、とか、結婚するなら店を継げる男でないと、的なコトを考えてるのか、またはご両親からそんなことを言われてるのか、すごく聞きたかったけど、どうしても聞けなかった。
そこで肯定されるのも、言葉に詰まられるのも怖かった。そういったことを抜きにしても、俺たちはまだ付き合ってやっと1年で。27と26。結婚も考える人は考えるだろうけど、美佳ちゃんの結婚願望はまだ聞いたことがない。もしかしたら、俺だけが考えてるのかもしれない。
あまり早まると、ドン引きされてギクシャクするかもしれないし。
結局、そのあとは普通にデートして別れた。