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another storys
第26章 シンデレラ ガール【同級生】
週末、指定された会場に行くと、何人かの女のコが居た。簡単な面談みたいなのをして、更に雑誌に掲載する子を選抜するみたいだ。
…ココで落とされるだろうな…と思っていたから、さほど気負わず、あまり緊張もしなかった。
そしたら3日後、2次選考通過のメールが来た。
「どうしよう玄くん…」
「どうもしなくていい。普段通りの翠でいいよ。プロの目が翠を選んだ。それにこの企画に採用されたからってモデルデビューするわけでも芸能界入りするわけでもないんだし。この企画は、ファッションブランド数社がコラボした販促企画の一環だから。新しい購買層を開拓する為に、ファッションに興味は有るけど何を選んだらいいかわからないで迷ってるコに、プロの手技でひと皮剥いて、自分達のブランドの洋服着せて、興味持って貰うためのモノなの。だから、雑誌に掲載されたからって生活が変わるわけじゃない。ただ、自分に自信をつけるための手段に、俺はいいと思っただけだから。心配せずに素直にプロに任せればいい。俺はスタジオで待ってるから。」
「…うん…」
そうして週末。撮影の日を迎えた。
…ココで落とされるだろうな…と思っていたから、さほど気負わず、あまり緊張もしなかった。
そしたら3日後、2次選考通過のメールが来た。
「どうしよう玄くん…」
「どうもしなくていい。普段通りの翠でいいよ。プロの目が翠を選んだ。それにこの企画に採用されたからってモデルデビューするわけでも芸能界入りするわけでもないんだし。この企画は、ファッションブランド数社がコラボした販促企画の一環だから。新しい購買層を開拓する為に、ファッションに興味は有るけど何を選んだらいいかわからないで迷ってるコに、プロの手技でひと皮剥いて、自分達のブランドの洋服着せて、興味持って貰うためのモノなの。だから、雑誌に掲載されたからって生活が変わるわけじゃない。ただ、自分に自信をつけるための手段に、俺はいいと思っただけだから。心配せずに素直にプロに任せればいい。俺はスタジオで待ってるから。」
「…うん…」
そうして週末。撮影の日を迎えた。