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another storys
第29章 2人のX'mas【同級生】

「すげぇ、ご馳走〜!」
「ローストビーフはデリのだけどね」
と言いながら、トースターからロマネスコのチーズ焼きを出して、シャンパンも冷蔵庫から出す。
「後でケーキもあるのよ〜」
とカトラリーを準備しながら、はたと気付いた。
ウチ、ワイングラスが無かった…
ウチでワインなんか呑まないし、ひとりで呑むとしても缶入りのカクテルくらいだもの…缶から直飲みかガラスのコップで十分なのよね…
「どした?」
荷物を置いて脱いだコートを玄関のコートハンガーに掛けに行き、ついでに手を洗ったらしい玄くんが再び入ってきた。
「…ワイングラス、無かった…ガラスのコップでいい…?」
玄くんはプッと笑って。
「だろうと思った。別にコップでもいいけど。ワインと一緒に買ってきたよ。」
と言って、紙袋から緩衝材に包まれたグラスを2個出してくれる。
「ローストビーフはデリのだけどね」
と言いながら、トースターからロマネスコのチーズ焼きを出して、シャンパンも冷蔵庫から出す。
「後でケーキもあるのよ〜」
とカトラリーを準備しながら、はたと気付いた。
ウチ、ワイングラスが無かった…
ウチでワインなんか呑まないし、ひとりで呑むとしても缶入りのカクテルくらいだもの…缶から直飲みかガラスのコップで十分なのよね…
「どした?」
荷物を置いて脱いだコートを玄関のコートハンガーに掛けに行き、ついでに手を洗ったらしい玄くんが再び入ってきた。
「…ワイングラス、無かった…ガラスのコップでいい…?」
玄くんはプッと笑って。
「だろうと思った。別にコップでもいいけど。ワインと一緒に買ってきたよ。」
と言って、紙袋から緩衝材に包まれたグラスを2個出してくれる。

