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another storys
第29章 2人のX'mas【同級生】

玄くんは私をチラッと見て。
「そっか。だとしたら、アレはアレで良かったのかな。俺は翠に近づきたくてもあからさまに避けられてるの解ってたから。けど、それはこの髪とピアスのせいだろうなって思ってたから、同窓会の時、声かけようって思えた。けど、素の状態で避けられたら、何が良くないのか解らないから、10年経っても声掛けられなかったかも知れない。どんな奴と付き合ってんのかなぁ、とか。1人で悶々としてただろうな。」
「高校の頃、ってか今もだけど、なんで玄くんが私を好きなのか全然判んない…もっとキレイなコも可愛いコも居るじゃない…」
「キレイで可愛いって、それは容姿のこと?芸能人みたいな、均整の取れた顔のこと?…そんなの、服と化粧でどうにでもなるって、読モして解ったろ? 勿論体型はある程度、になるけど、翠はそんな太ってる訳でもないし、そこは気にしどころじゃないだろ?」
「そっか。だとしたら、アレはアレで良かったのかな。俺は翠に近づきたくてもあからさまに避けられてるの解ってたから。けど、それはこの髪とピアスのせいだろうなって思ってたから、同窓会の時、声かけようって思えた。けど、素の状態で避けられたら、何が良くないのか解らないから、10年経っても声掛けられなかったかも知れない。どんな奴と付き合ってんのかなぁ、とか。1人で悶々としてただろうな。」
「高校の頃、ってか今もだけど、なんで玄くんが私を好きなのか全然判んない…もっとキレイなコも可愛いコも居るじゃない…」
「キレイで可愛いって、それは容姿のこと?芸能人みたいな、均整の取れた顔のこと?…そんなの、服と化粧でどうにでもなるって、読モして解ったろ? 勿論体型はある程度、になるけど、翠はそんな太ってる訳でもないし、そこは気にしどころじゃないだろ?」

