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another storys
第30章 思い出の味【社内恋愛のススメ・Cross roads】

コーヒーを落としながら、誠治さんの買ってきてくれたシュークリームの箱を開ける。
香ばしいハードタイプシューのいい香りに思わず頬が緩む。
「今日のおやつは豪華ね!」
「え?両方食べるの?」
「だって。どっちも日持ちしないもの。今食べるか夜のデザートにするか、どっちかよ?」
「じゃ、両方食べるか…晩御飯は遅めでいいかもな。」
「わかった。お夕飯、何食べたい?」
「…豚汁。」
何がいい?と聞いたら、誠治さんは必ず何かしらリクエ ストをしてくれる。食べたいものが思い浮かばない時でも、何でもいいとは言わない。
昨日のメニューやお昼食べたものを挙げて、被らないように、ジャンルの提示をしてくれるから、こっちも冷蔵庫にあるものから献立を考えやすい。
「何でもいいって言われると困るだろ?俺もプレゼントとか考えるの苦手だから何欲しいって聞いて何でもいいって言われると困るもん。」
と笑う。
香ばしいハードタイプシューのいい香りに思わず頬が緩む。
「今日のおやつは豪華ね!」
「え?両方食べるの?」
「だって。どっちも日持ちしないもの。今食べるか夜のデザートにするか、どっちかよ?」
「じゃ、両方食べるか…晩御飯は遅めでいいかもな。」
「わかった。お夕飯、何食べたい?」
「…豚汁。」
何がいい?と聞いたら、誠治さんは必ず何かしらリクエ ストをしてくれる。食べたいものが思い浮かばない時でも、何でもいいとは言わない。
昨日のメニューやお昼食べたものを挙げて、被らないように、ジャンルの提示をしてくれるから、こっちも冷蔵庫にあるものから献立を考えやすい。
「何でもいいって言われると困るだろ?俺もプレゼントとか考えるの苦手だから何欲しいって聞いて何でもいいって言われると困るもん。」
と笑う。

