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淫徳のスゝメ
第5章 私の暗黒時代のこと
くに……たぷん、……たぷん…………
「うん。文句のつけどころのない触り心地ね。実際乳製品やマッサージがおっぱいの発育に効果的なのかは分からないけど、きよらちゃんの美容は店の資産。どう?ボクのマッサージ」
くにっ、くに…………たぷんっ……
店長の手つきは、商売人のそれだ。彼はディナーやマッサージ、その他私に施される一切の世話を、店のためだけにやっている。
「吸いつくようにしっとりとして、それでいてなめらかに愛撫が行き渡るキメ。良い肌……ふふっ、きよらちゃん、ただの検品に何をひくひくしているの……」
店長の手は、メインディッシュを放棄していた。
私の乳房を痛いくらいに揉みしだき、かと思えば羽根で撫でるように丘陵の表面の質感を吟味する。もう一方の彼の片手は、あたかも所有物のように私の身体中を行き来する。
「はぁっ、はぁっ、はぁぁ……ぐぁぁ!!っっ…………」
目交の男は私のよく知る呻吟を上げて、ズボンを下ろした。
水鉄砲を食らったようなトランクス。猛々しく膨らんだそれが、店長自ら除かれてゆく。
「はぁっ、はぁっ、舐めなさい……たっぷりザーメンの溜まったお宝よ……はぁっ、はぁっ、接客指導をしてあげる……」
私は椅子を滑り降りて、臑毛と斑だらけの脚に跪く。
何を感じることもない。お姉様が快楽と呼んだ羞恥というものを得ることもなく、私は見慣れた男の持ち物を握り、フィットチーネを啜るのと大差ない思いで口に含む。
「ああっ……うぅん!ぁっ、あ"ぁ"っっ……くはぁ…………」