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淫徳のスゝメ
第6章 私が見た海の向こうの嘲笑のこと
ちさとの舌が、私の膣壁をこすっていた。力んだそれは柔らかなざらつきでくまない刺激を粘膜に広げて、おりふし引き抜いてはクリトリスをつつき回す。ちさとの手は私の内股を固定して、計算高く往来している。若い繊手が陰毛を遊ぶ。ちさとも私のような声を上げているのは、彼女も友理子さんのペニスバンドに貫かれているからだ。
「ぐぁっ、あっ、あん……っ、良いぞ!良いぞ、紹也!」
乱暴なペニスは輪がかかってゆく。紹也さんを咥えたお兄様の下半身が、その感動を神父にぶつけているからだ。
他の七人も好き好きに楽しんでいた。
私達は一端満足がいくと組みを替えた。二人から四人の分隊に分かれて、結合しては気を遣って、気を遣っては組みを変える。
昔はお兄様と恋愛結婚したつもりになっていた紀子さんも、三年会わなかった内に見違えていた。
「姫猫さん、……」
舐めて、と、紀子さんは自ら寝台に寝そべって、私に内股を開いてみせた。
実里の残滓をつけた指が、あるじの肉襞を割り開く。紀子さん自身の女の秘境も潤っていた。
くちゅっ、くちゅっ、ぴちゃっ、ぴちゅっ…………
私は紀子さんに覆い被さって、ほぐす必要もない性器をしゃぶる。紀子さんの指が私の長い黒髪をとき、私の指は紀子さんの下半身を賞翫する。
「あっ……あん!あんっ、あはぁぁんっっ……」